こんにちは!
転勤族のひさこです。
今回は、失業後にすることをまとめてみました。
ハローワークに行くタイミングは?
手続きに必要な書類は?
求職活動って具体的に何するの?
どれぐらい給付金がもらえるの?
とくに転妻は転勤する度に失業しますからね(涙)
だから、この先いつ失業しても良いようにまとめておきたいなって。
というわけで・・
失業後の流れや注意点、給付条件や求職活動内容など一通りまとめました。
失業時の参考になれば!
会社都合で退職
会社が倒産したり、リストラや解雇された場合は、会社都合の退職になります。ここでは会社都合での離職を中心に、自己都合の退職にも触れながらお話しします。
自己都合退職とは?(※ひさこ調べ)
結婚、転居、介護や病気療養、自分の希望も含め、自分の都合で退職することを言います。
会社都合とは違い、失業保険の給付においていくつか給付制限があります。
- 離職日前の2年間で1年以上勤務期間が必要(会社都合は半年以上)
- 2カ月+待機期間7日間給付金が貰えない(会社都合は求職申込後1カ月程で貰える)
- 最大118万円までしかもらえない(会社都合は約260万円)
- 給付日数が90日~150日までしかもらえない(会社都合は90日~330日)
上記以外は、原則会社都合と同じ流れです。
離職票を受取る
退職後10日以内に勤めていた会社から書類が届く。
- 離職票(1)雇用保険被保険者資格喪失確認通知書
- 離職票(2)雇用保険被保険者離職票
離職票(1)に氏名と給付金の振込口座を記入する。ただし、マイナンバーは窓口で記入するため未記入のままあけておく。
上記2点は、ハローワークでの手続きに必要になるため大切に保管しておきましょう。
最寄りのハローワークに行く
雇用保険の受給資格決定(最初の手続き)が目的。(ハローワーク営業終了1時間前までには行きましょう)
(参考)所要時間:1~2時間
離職票が届いたらなるべく早めにハローワークに行った方がいい。ハローワークに行った日から待期期間(1週間)が計算されるので、早く行けばいくほど支給が早くなるし、失業保険の給付期間が1年間と期限があるので遅れると満額もらえない場合もあるので。
ただし、曜日に注意!!ほとんどの場合、初回ハローワークに出向いた日が失業認定日の曜日=失業認定日の型になるので。
失業認定日とは?
原則28日に1回指定された日を失業認定日と言う。その認定日にハローワークに行き、失業認定報告書で申告しなければならない。失業の状態だったかを判断することが目的である。失業の状態だと認定されれば、失業保険が支給されるしくみ。ちなみに給付金は28日ごとに分割してもらうため一括では貰えません。
この認定日はハローワークで初回手続きした日を基準に決まる。これを認定日の型と呼び、おおよそ毎月同じ週の同じ曜日が失業認定日となる(前後することもある)
例えば、初回申込日が第3金曜日だった場合、失業認定日も第3金曜日になる。ですから、金土日、土日月と3連休を取る予定のある方は月と金を外して水曜日に申し込みに行ったりしています。(原則なので必ずしも当てはまりません^^;)
月曜日は辞めた方がいいです。週明けは何かと混雑するので。
ハローワークには以下をお忘れなく^^
持参するもの
- 離職票(1)と(2)
- 印鑑
- 写真2枚(縦3センチ×横2.5センチ)
- 自分名義の普通預金通帳
- マイナンバーが確認できるもの(マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票)
- 身分証明書(運転免許証、写真付き住民基本台帳カードなど)
ひさこはマイナンバー記載の住民票と、免許証を持っていきました。
ハローワークでは1.求職申込書の記入と、2.担当者からの説明の2ステップ。実質30分程度で終わるけど、待ち時間があるため1時間以上は見ておいた方が安心。
1.求職申込書を提出
(参考)所要時間:15分
申込書には以下を記入。記入に時間がかかるので、事前に頭を整理しておくと時間短縮できるかも。
記入内容
- 学歴をザックリと
- これまでの経歴、専門知識や資格
- 希望の職種
- 希望の勤務条件(勤務場所、時間、時給など)※週20時間以上でなければ失業保険が受給できないため注意)
2.担当者からの説明
(参考)所要時間:10分
「雇用保険の失業給付受給資格者のしおり」を受取り、離職状況の確認や、雇用保険説明会の案内など5~10分程度の説明がある。この時点で先ほど説明した失業認定日の型がわかる。失業認定日の一覧をもらうので今後の認定日を一通り確認しておきましょう。
~7日間の待機期間~
働かずにじっくりと待ちましょう^^
雇用保険説明会に出席
(参考)所要時間:2~3時間
待機期間終了~2週間以内に出席する。
その際「雇用保険の失業給付受給資格者のしおり」を持参する。説明会の内容は以下の通り↓
- 雇用保険受給資格者票の受け取り
- 失業認定申告書の受け取り(第1回認定日分)
- 求職活動について説明
- 職業訓練についての説明
- 再就職手当についての説明
- 基本手当の日額と給付日数について説明
だいたいのことは貰った冊子に書いてある。とくに重要な注意点は以下の6つ。
これは転勤先で何度かハローワークに行って思ったことですが、ハローワークによって微妙に求職活動とみなされる内容が違います。ですから、どこまでが求職実績になるか確認しておきましょう。
求職活動実績(例)
- 求人への応募(エントリーも含む)
- 職業相談(条件の変更、求人の質問など)
- 個別相談ありの企業説明会受講
- 定められたセミナーへの参加
- 各種国家試験、検定等の受験他
さて、もう1つ。
失業認定日にわざわざハローワークに行くわけですから、そのついでに職業相談をおすすめします。次回認定日の求職活動1回分にカウントされますからね。
「じゃあ職業相談を同日に2回すればクリア!」なんて思ったりもしますが、ひさこのハローワークでは1回としか見なされませんでした。なので、別日に分けて活動した方が確実です(不安な方は最寄りのハローワークにご確認を)
関連記事:求職活動実績の簡単な作り方。職業相談事例とセミナーの裏ワザ
求人サイトに登録しておく
(参考)所要時間:5分~20分
さて、説明会も終わり、いよいよ求職活動が本格的にスタートします。
中でも、求人への応募は求職活動の王道です。すぐに応募しなくとも、初めに求人サイトに登録しておけば、最新の求人情報がゲットできますからね。興味のある求人があれば応募してみよう!といったようにスムーズな流れもできあがります。
いくつ登録するか悩み処ですが、とりあえず1つだけ登録して、求人の種類や数を見てからもう1つ、2つと登録しても良いかと思います。それぞれの求人を見比べることもできますからね。
過去で感触の良かったところや、元同僚、転妻から評判の良かったところを載せておきます。
1.正社員求人を探すなら、転職向きのリクナビNEXT
ここは定番です。業界最大手でジャンルが広く求人が豊富。
2.IT関連の求人なら「フォスターフリーランス」
好条件で質の高い求人が多いのでまずは登録しておくとGood!
3.既卒、第2新卒の若年層(20代向け)の職探し
ハタラクティブ(フリーター、第二新卒)
4.女性に特化した職探し
どれも名の知れた大手なのでその分安心です。
応募した場合は、求職活動実績として入力もお忘れなく^^
求職アプリを入れておく
求人検索&応募関連のアプリが充実しているので入れておくと便利です。
ひさこが個人的に「いいね!」と思ったものをピックアップしましたので、良かったらどうぞ^^(自分に合ったものがあればかなり活動が楽に)
■アルバイト検索アプリ
こういったアプリを活用すればかなり時短になります。
第1回(初回)失業認定に行く
(参考)所要時間:30分~1時間
各自、時間指定されているため混雑しないようになっている。ですが、曜日や時間帯によっては混雑している場合もあるため、指定された時間より早めに行っておいた方が無難です。また、車で行く場合、ハローワークや近隣駐車場の有無もチェックしておきましょう。とくに初回認定日は、失業認定を終えるとそのまま職業相談に促されるので、時間に余裕を持っておきましょう。
当日必要なもの
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
申告書は認定日までに働いたか否かの報告がメイン。働いていなければ給付金が満額もらえる。また、求職活動を初回認定日までに1回以上、次回からは2回以上の実績を報告しなければならない。
※自己都合で退職した場合、失業認定だけ受ける。給付制限期間内のため次回認定日までに初回講習会1回分を除いた残り2回以上の求職活動をしておきましょう。
認定日の流れ
1.失業認定窓口に行く
2.失業認定申告書提出
- 働いていないか/いる場合は申告
- 求職活動の報告
- 次回分の失業認定申告書をもらう
- 次回認定日の指定時間がわかる(※毎回同じ時間とは限らない。各ハローワークによる)
3.職業相談窓口で相談(次回認定日の求職活動1回実績となる)
※早めに到着したため、先に職業相談をしてもらいました。前後してもOKみたいですね。
~次回認定日までに求職活動を合計2回以上行う~
失業手当給付金の振込み
認定日より約1週間以内に指定した口座へ振り込まれる。
失業保険の給付日数は以下の通り。
日額は、離職する直前の6カ月分の給料合計を180日で割った金額の45~80%。個人的には、実際働いていた頃の給料の7~8割ぐらいと思っています。
失業保険まとめ
失業してから手当を貰うまで意外とやるべきことがありました。
ハローワークに行ったり、雇用保険説明会に出席したり、求職活動したり、失業認定日に申告しないといけなかったりしますからね。
その流れのどれか1つでも忘れてしまうと、失業手当がもらえなくなったり、遅れてしまったりなんてことにもなりかねません。
就活はもちろん大切ですが、きちんと失業手当をもらうことも大切です。
スケジュールを確認しながら確実に貰いましょう!
追記:認定日までに必要な実績作りに向けて準備しておくと安心です。
求人応募におすすめリクナビNEXT
次のステップ「求職活動実績の簡単な作り方を知ろう」
その次のステップ「失業認定2回目に備えておこう」
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