漢検3級準2級2級の実態!合格点、過去問、四字熟語勉強法

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日本漢字能力検定を全解説!合格点や攻略のコツ勉強法や料金受験方法まで全容

こんにちは!

ひさこです。

今回は、漢字検定(漢検)3級~2級の話

合格点は?

過去問やったほうがいい?

四字熟語難しいよね?

実際に、漢検を受けて合格した方々の話を元に、会場や所要時間、対策や覚え方~攻略方法まで全てお話しします。

これから漢検を受ける方の参考になれば嬉しいです。

 

 

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漢検について

漢検の正式名称は「日本漢字能力検定」

公益財団法人日本漢字能力検定協会が実施する検定。

※公式ページ:日本漢字能力検定

歴史ある資格検定の1つ。2級から履歴書に書けるレベルと見なされるため就職時に役立つ他、高校入試、大学受験時に優遇されたり加点されるため、英検に続く人気の資格です。

出願時、一部の大学では総合型選抜入試で漢検が条件になっていたり、高校では、漢検、英検、数検のうち2個以上持っていることが条件のケースがあります。

選考時、大学では漢検準2級以上持ってると50点加算される場合あり。

選考時、高校では内申点に準2級以上で2点加算されることもある。

提出する書類に書いておくと合否判定の参考になるケースもあります。

 

漢検受験方法

個人受験、漢検CBT受験、団体受験の3つ!

個人受験

全国の会場に行って受験する方法。

  • 対象級:1~10級
  • 申込み:インターネット申込ページ
  • 日程:年3回(6月、10月、2月受験)
  • 検定料:1級6,000円~10級2,500円
  • 検定時間:1~7級60分、8~10級40分
  • 受験会場:全国の主要都市にて開催。受験地を選択する。
  • 合否結果:約1カ月後

年3回だけしか受けられないので注意!

漢検CBT受験

CBT会場でPCを使って受験する方法。

  • 対象級:2~7級
  • 申込み:CBTソルーションWebサイト(4日前までOK)
  • 日程:ほぼ毎日実施
  • 検定料:2級4,500円、準2~4級3,500円、5~7級3,000円
  • 検定時間:60分(+説明10分、練習問題10分)
  • 受験会場:全国主要都市を中心に150以上展開。
  • 合否結果:約8日後、漢検CBT専用にて発表(10日後郵送あり)

PCを使うのでタイピング練習して操作に慣れておいたほうがいいです。

合否の結果が出るのが早いし、検定料が若干安いのがいい!

重複しなければ何件も予約できるのがいい。

団体受験

準会場と公開会場の2種類ある。在籍中の学校や塾、会社で受験する。

  • 対象級:準会場2~10級、公開会場1~10級
  • 申込み:団体に確認
  • 日程:年3回(6~7月、8~11月、1~2月)
  • 検定料:準会2級3,500円~10級1,500円、公開会場1級6,000円~10級2,500円
  • 検定時間:1~7級60分、8~10級40分
  • 受験会場:団体にて確認
  • 合否結果:約1か月後

塾や学校などの準会場は受験料が若干安いのでお得です。

※最新情報は漢検公式ページにてご確認下さい。

 

合格点目安

2級:約8割(200点満点中160点以上)
準2/3級:約7割(200点満点中140点以上)

漢検のテストは毎回難易度が平均化されるように作られているので、合格点が大きく変動することは無いですね。

ただ、155点でも合格するケースはあるようです。(約8割なので)

 

合格率目安

2級:約3割
準2級:約4割
3級:約5割

受験回によって若干違ってはくるもののザックリ一緒です。

2級の合格率が意外と低くて驚きました。常用漢字を全網羅なので納得のデータです。

※漢検2級は高校卒業、大学、一般レベル、準2級は高校在学レベル、3級は中学卒業レベルです。

 

勉強時間目安

ひさこの周りのお子さんやママさんに聞いた内容をお話しします。

2級:1日1時間×2~3カ月
準2級:1日1時間×1.5カ月
2級:1日1時間×1.5カ月

暗記学習になるので、毎日コツコツと反復しながら学習し続けた最終日に受験するのが理想的です。

途中で期間が空いたりすると忘れてしまうので、受験日まで学び続けました。

 

漢検2級に合格する勉強法

実際に漢検2級に2カ月で合格したお友達の体験を元にお話しします。(現在高校生)

漢字を「覚える(インプット)」「演習をする(アウトプット)」「過去問を解く」の流れで学習します。

1.覚える

常用漢字2136文字を対象とするので膨大な暗記が必要。とくに、2級の配当漢字185字、準2級の配当漢字328字、3級以下の配当漢字で高校で習う読み方をメインに暗記します。

また、すべてを網羅するのが難しいため、出やすい問題から取り組むのがベスト!

実際に使った参考書は「出る順」


問題カバー率95%と高いため、この本をやりこめばまず合格します。しかも、出る順に学べるしくみになっているため、頻出漢字を優先的に習得できます。

演習をする

インプットを終えたら(同時並行でも可能)今度はアウトプットを重点的に行います。


問題と解答用紙が別になっているので繰り返し解けます。全体的に見やすくページ数も多すぎないため、モチベも保ちやすい。

過去問を解く

演習を終えたらいよいよ過去問です。


自分がどれぐらい習得できているか?目安にもなるため、演習の合間に解いてもOK!

 

漢検2級の攻略のカギ

200点満点の配点は以下の通り。

  • 読み:1点×30問=30
  • 部首:1点×10問=10
  • 熟語の構成:2点×10問=20
  • 四字熟語:2点×10問=20
  • 四字熟語の意味:2点×5問=10
  • 対義語・類義語:2点×10問=20
  • 同音・同訓異字:2点×10問=20
  • 誤字訂正:2点×5問=10
  • 送りがな:2点×5問=10
  • 書き取り:2点×25問=50

漢字に関する読み書き、誤字訂正、熟語、部首、四字熟語などまんべんなく理解して書けることが前提。

中でも四字熟語の配点が30点あるため、いかに四字熟語を攻略するかがカギとなります。

四字熟語が苦手なので四字熟語以外をほぼ満点取れるように頑張りました。

というケースもあります。

なかなか四字熟語を覚えて書けて、意味も分かるようにするのが難しい。じっくり時間をかけて攻略しておきたいポイントです。

 

漢検の注意点

実際に漢検を受けて合格や不合格を経験したお友達の感想です。

漢検の勉強を終えたらすぐに試験を受けた方がいい(結構忘れます)

過去問の内容はあまり重複しません。出る順で少なくともBまでは網羅した状態で受験したほうがいいです。

2級は四字熟語を全問落とすと170点、合格最低点が160点ぐらいなので四字熟語をしっかりやっておいたほうがいいです。

個人や団体受験は年3回しかチャンスがないので、不合格で惜しかった場合は時間を空けすぎず、漢検CBT受験をおすすめします。

不合格だったからと諦めずに再挑戦して欲しい。漢検の問題は当たり外れが大きいので、自分の得意な四字熟語や漢字が沢山出たら合格の可能性が一気に上がります!

 

漢検の裏ワザ

受験方法を工夫すれば受かる確率が上がります。

漢検は別級や同じ級を同日別時限に分ければ複数回受けることが出来るため、同日に2~3回の予約を入れてCBT受験すると受かりやすいです。

わたしは準2と2級を同じ日の別時限帯に予約して受験しました。どちらか受かればいい!という気持ちで受験出来たので気持ち的に楽でした。

僕は漢検2級を同じ日に2回別時間帯で受けました。自分に合った問題が出た1回目で合格。2回目は不合格でしたが1回目で合格したので合格です!

漢検は1度でも合格すれば合格と見なされるため、別級との組み合わせ受験や、同級の複数回受験はおすすめです。

 

漢検まとめ

漢検は英検や数検と並んで受験や就職時にとても有利な資格です。

受験方法も個人、団体、漢検CBTと3種類選べ、ネットから申し込めるので、割とスムーズに受験できます。

中高生は塾や学校で団体受験をしつつ、再チャレンジにCBT受験をしている子が多いです。(もちろん最初からCBTのお子さんもいます)

なんとなくダラダラ目指すよりも、ゴール(期限)を決めて毎日コツコツ取り組み試験日まで時間をあけすぎないことが重要。

資格を得るだけでなく、勉強の習慣もついたり、地道に努力する力、試験時の集中力も鍛えらるため、チャレンジするだけでも意味のある資格です。

 

 

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