不登校→通信制高校から大学進学は不利?受験で失敗しない方法

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不登校から大学受験で失敗しいない塾やサポート校選びと大学受験対策

こんにちは。

母ひさこです。

今回は、不登校からの大学受験で合格するための条件についてお話しします。

勉強法は?

塾は必要?

そもそも不利では?

ひさこは転勤族ということもあり、慣れない転勤先で居場所を失い、不登校になるお子さんも少なくありません。

実際、そのお子さん達がどうやって大学受験に合格したか?

条件や必要な環境についてありのままに語ります。

※不登校のお子さんやママさんから好評な受験対策サポート校。

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不登校からの大学受験は不利?

不登校からの大学進学は不利

正直に言うと「不利」です。

なぜなら、不登校中は気力体力が枯渇した状態なので勉強どころではないからです。むしろ、不登校中のお子さんにとって、学校や勉強を遠ざけることも回復手段となることが多く、回復が早ければ不登校からの復帰に近づきます。

結果的に、学校に行っているお子さんよりも勉強する機会を失い、学力を身につけるのが難しいのも事実。

気力体力が戻ってきたとき初めて、何かしたい!何かしよう!勉強しよう!と前向きに進み始められるようになります。

不登校でなくても、自分で毎日勉強し続けるのはパワーが必要ですよね。

不登校中はまず元気を取り戻すことが先決なので、勉強はその次のステップです。

 

では、元気を取り戻し始めたとき、もしくは、高校進学のタイミングでどうすればいいのか?お話しします。

 

進学は不登校が終わるきっかけになる

中学、高校、大学進学は不登校からの復帰のきっかけになる

小学校で不登校になったお子さんは中学進学時が1つの節目、高校進学時が2つ目の節目、大学進学時が3つめの節目となります。

節目が3つあるのは、お子さんがいつ不登校になったか?お子さんの体や心がどの程度回復しているか?によって異なるからです。

中でも、高校進学時と大学進学時は大きなターニングポイント=節目であるお子さんが比較的多いです。

中学までは義務教育なので必然的に地元の中学に所属していますが、高校は進学先を選び、出願しなければならないため、お子さん達は比較的行動を起こしやすいタイミングになります。

 

高校選びで失敗する

不登校からの進学先の学校選びで失敗

せっかく訪れた節目で残念ながら起こりがちなのが、進学先を間違えることです。

一般的に、体力全回復!気力も満タン!というお子さん、あるいは、中学3年生初旬までに不登校から回復できたお子さんは全日制高校を受験して通っています。

一方、中学3年の時点で体調が不安定だったり気力が戻っていない場合、体力気力のあるお子さんと同じように全日制高校を受験し、毎日朝から夕方まで終日通うのは、とてもハードルが高く、実際体力気力のあるお子さんと比べ何倍も疲労困憊してしまいます。

このようになると、「せっかく全日制に入学したのに休みがちになり、何で私は行けないんだろう…」とより深刻に自分を責めて自信をなくしてしまうお子さんもいます。

 

せっかく一歩踏み出したのに、再び不登校になるケースも少なくありません。

 

不登校から学校選びに重要なポイントは2つ

高校選びのポイントは選択肢から選ぶと自分で選ぶ

進学先を間違えないためにこの2つがとても大切です。

1.お子さんの状態に合わせて学べるかどうか?
2.お子さんが納得して選んだか?

です。

1.お子さんの状態に合わせられる高校は?

通信制高校です。

なぜなら、今の通信制高校は昔と違い不登校のお子さん向けに、登校日数、学び方、テストなど、お子さんが選択して学べるしくみが整っているからです。

全日制は出席が最も重要。各科目3分の1以上休むと単位を取れず留年するケースも多いので要注意。

不登校のお子さんのことを理解している学校が多いので、お子さんも過度なプレッシャーを感じずに自分のペースで進みやすいです。

その上、通信制高校は全国に公立私立合わせると200校以上あり特徴もさまざま。

高校卒業を目標に必要最小限に学びをとどめている通信制高校もあれば、就職につながる資格や活動を盛んに行っているところもあれば、大学進学に力を入れている高校もあります。

お子さんが納得して選ぶとは?

特徴がさまざまだからこそ、最終的にお子さんが選ぶことがとても重要です。

選んで入学した場合、自分が選んだから!自分が決めたから!という動機がお子さんのパワーの源になるからです。

親が勝手に決めたり、お子さんを説得しなだめて決めたことが、いざお子さんが苦しい状況になったとき、足を引っ張ってしまいます。

色々な学校を見学したり、調べたりして、「この学校なら行けそう、行ってみたい」とお子さんが自由に選択することが先決です。

 

通信制高校の大学進学率は25%

大学進学率は全日制高校の方が通信制高校より高い

とはいえ、全日制高校と比べると通信制高校の大学進学率はとても低いのが現実。

全日制高校 約60%
通信制高校 約25%

引用:学校基本調査(令和5年)

大学進学率の高さをうたっている学校でも、実際大学受験対策が十分ではなかったり、動画視聴だけに頼っていたり、勉強はお子さん任せになっているケースも少なくありません。

一部の通信制高校で大学合格率が高い理由の一つに、偏差値の高い進学校で不登校になり、通信制高校へ転入や編入したお子さんが上位の大学に合格していて、合格率を稼いでいる高校もあるぐらいです。

その反面、中学で不登校だったお子さんが高校から復学して高3の三者面談で偏差値が足りず、慌てて塾や予備校に通うケースもあれば、諦めてしまうお子さんもいます。

なので、通信制高校を選ぶ際に、どうやって大学受験対策をするか?大学進学を目指している場合は、必ず考えておく必要があります。

 

通信制高校とサポート校

通信制高校とサポート校は提携することで手厚いサポートを受けられる

通信制高校の中にはより手圧いサポートを受けたい方のために「サポート校」と提携した高校があります。

サポート校事例↓※各サポート校には必ず提携している通信制高校があります。

あおぞら高等学院 トライ式高等学院 WILL学園(学研) 中央高等学院
KG高等学院 【SOZOWスクール高等部】

通信制高校は高校卒業の認定をする役割+サポート校は日々の学習、活動~高校卒業のサポートといったように、役割を分担しています。

一般的な塾との違いは、連携している通信制高校のしくみを理解しているという点です。つまり、高校卒業に必要な報告課題や試験、活動内容をサポート校も把握しているため、高校卒業までしっかり見てもらえるという点で塾よりもメリットが大きいです。

不登校から確実に高校を卒業したいお子さんにとっては、とても心強いしくみです。

ところが、大学受験対策までしっかりサポートしてくれるサポート校は限られています。

その上、サポート校と提携している通信制高校に入学する場合、2校分の費用が発生し、とくにサポート校の費用はとても高くなりがちです。

ほとんどのサポート校は集団ではなく対面の個別対応(マンツーマンあり)がメインなのと、生活面、学習面、精神面に対して卒業までの手厚いサポートがあるためです。また、通信制高校は収入に応じて就学支援を受けられますが、サポート校は対象外なのでまるまる費用がかかります。

不登校からの高校進学は、お子さん一人ひとりの学力差が大きく、集団授業よりお子さんのペースで学べる個別対応のほうが学びやすい。

 

サポート校の費用

通信制高校とサポート校の費用は高くなりがち

目安として3年間で100万~500万(サポート校や進路によって幅がある)です。

これに通信制高校の費用も支援状況にもよりますが発生します。

いかにサポート校の費用を抑えるか?

そして、大学受験までサポートしてくれるサポート校はどこか?がポイントになってきます。

 

サポート校選びのポイント

サポート校を選ぶポイントは沢山ある

さまざまな特色があるため、以下のような条件に当てはまるサポート校選びが大切です。

  • 大学受験対策までしてもらえるか
  • 不登校への理解があるか
  • 個別指導か
  • 担当の先生を選べるか、変更できるか
  • 通信制高校のレポート提出や活動への理解があるか
  • 学習の進捗管理をしてくれるか
  • 保護者への情報共有や面談の機会があるか
  • 勉強面だけでなくメンタル面もサポートしてもらえるか
  • お子さんの体調に合わせて日時や回数を調整できるか
  • オンラインで学べるか
  • 費用はリーゾナブルか
  • 大学合格実績はあるか

できるだけ全て網羅しているサポート校がベストです。

 

不登校のお子さんが選ぶおすすめのサポート校

ひさこの周りのお子さんやママさんたちから評判の良いサポート校を載せておきます。

マナリンク高等学院は、サポート校の中でも珍しく「オンライン完結型のサポート校」です。その上、教えてくれる先生は受験のプロで不登校の生徒の指導にも長けており、生徒一人ひとりのオーダーメイドカリキュラムを作成してもらえます。

対面での指導をするサポート校の場合、対面に不安や抵抗があると、受験まで完走できないケースも少なくありません。オンラインで自宅から安心してしっかり指導してもらえるのはありがたいです。

 

不登校からの大学進学は本当に不利?

冒頭で不利と申し上げましたが、実は、お子さんのペースが整いつつある+受験対策ができている場合、逆に有利になります。

なぜなら、全日制高校に通うお子さんより、圧倒的に自由な時間を確保できるからです。

その上、全日制高校が苦手な数学Bや物理、副教科など受験科目以外の学習を強いられるのに対し、通信制高校は受験に必要な科目に時間を多くさけるのも大きなアドバンテージになります。

その利点を活用するためには、お子さんの体力や気力が上昇していくとともに、受験対策の強力なパートナー(学習環境)が整っていることが必須ですので、いくつか試すといいかもしれません。

 

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良さそうな場合は、実際お子さんの目で見て合うかどうか判断されています。

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不登校からの大学受験は正直簡単ではありません。ですが、一緒に伴奏してくれるパートナーがいるとお子さんは心強く、完走しやすい印象です。通信制高校を選ぶのと同じぐらいパートナー選びは重要。

いくつか試して、お子さんに合ったパートナーが見つかることを応援しています。

 

 

※家庭教師の【オンライン家庭教師マナリンク 】では授業の無料体験もできます。

 

 

 

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