こんにちは!
主婦ひさこです。
2017年に英検3級の試験内容が変わったのはご存知ですか?
そう、筆記試験に英作文が追加されました。
しかも3級には2次試験があります。
当然、問題ごとの配点や合否基準もあります。
「英検を受ける前に英検を知るべし」
ここでは、最新の英検3級事情から対策まで実体験を元にお話しします。
英検3級を取ろうかな?と思っている方は是非ご覧ください^^
英検受験の時期は
我が家の場合、公文が決めてくれます。
公文の教材をこなせば、自然と英検の範囲もこなせてますからね。
今のところ、半年間隔で英検を受験する感じです。
5級、4級と合格しているのを見ると、公文はやっぱすごいなというのが正直な感想です。
公文の教材をコツコツやっておけば試験前に少し過去問を解いただけで、ある程度合格できる範囲かなと思います(体感で)
関連記事:小中学生が選ぶ公文式英語。1年で英会話教室4年分より成果が出た話
とはいえ、英検を受けるきっかけなんて人それぞれです。
高校受験前に英検とっておこう!とか
就職前に英検とってアピールしよう!とか
仕事で英語使うから英検とってみよう!など。
年代も違えば、目的も違う、どこでどのタイミングを選ぶかは自分次第ですから。
では、さっそく、英検3級の最新情報をお届けします。
英検3級のレベル
ズバリ!中学卒業程度です。
なので、中学校卒業前、もしくは高校受験前に受けるとスムーズですね。
英検に必要な4技能。
3級に求められるキーワードは「身近」です。
- 読む→身近な文章の理解
- 聞く→身近なことを理解
- 話す→身近なやりとり
- 書く→身近なことを書く
そのうえの準2級は「日常生活」がキーワードですからね。日常会話全般までお及ばなくとも、自分の周りの出来事やものの様子、ことがらに関する表現力を必要とするのが3級です。
具体的には、単語数2100程度、受動態や現在完了形、関係代名詞などの文法が入ってきます。
試験日程
ナント!年に3回しか受験できません(;^_^A
たった3回のチャンス、せっかくなら合格したいですよね。
第1回6月
一次試験:6月
二次試験:約1カ月後
第2回10月
一次試験:10月
二次試験:約1カ月後
第3回1月
一次試験:1月
二次試験:約1カ月後
申込受付期間は、各回試験日の約3カ月~1カ月前なのでお忘れなく^^
ちなみに公文は教室が準会場になるケースもあるので、普段通っている教室で受験できるメリットがあります。
事前に英検対策(過去問を解いてみる)をしている教室もあるため、本番であまり緊張せずに受験できるみたいです^^(息子談)
ただし、3級から実施される2次試験は本会場でのみとなります。
検定料
それなりに費用はかかります(;^_^A
しかも、級があがれば検定料も上がるしくみです。
※価格は全て税込表示
団体準会場新方式
5級2500円
4級2900円
3級4700円
準2級5700円
2級6400円
準1級9800円(本会場)
1級11800円(本会場)←いろんな意味で容易に受けられない^^
※2023年は「学習支援キャンペーン」あり。各級100円の割引。
3級以上は一次に合格すると1年間は一次免除で二次試験を受験できます。でも、検定料は同じです(;^_^A
試験内容
3級からは一次試験の他、二次試験の面接もあります。
一次試験の内容(約75分)
ライティング50分、リスニング25分の2部構成。
5級、4級に比べると試験時間も長くなります。
1.ライティング筆記試験(31問)※英作文1問含む
実は、2017年から短文の語句並べ替え問題をなくした代わりに、英作文の問題が出題されるようになりました。
そう、ぶっちゃけ難しくなりました(;^_^A
具体的には、簡単な問いに対して、自分の意見とその理由を2つ述べるような問題です。
- 問(5W1H)形式出題
- 自分の考えを述べる
- その理由2つ答える
※回答は25~35語で記述する。短すぎてもダメってことですね。
過去問を見た限り、「あなたの好きなスポーツは」とか「好きな季節は」といった何かを選択させる問題。それに対して自分の考え(チョイス)と、なぜ選んだのか論理的な理由2つを回答させる問題が多いですね。
2.リスニング試験(30問)
- 会話の最後の発問に対する適切な答えを選ぶ問題(10問)
- 会話の内容に関する質問に答える(10問)
- 短い文章の内容に関する問に答える(10問)
以上です。
二次試験の内容(約5分)
身近な話題について面接官の前で受け答えするスピーキングテスト。
- 約30語の文章を音読。
- 音読した文章について質問に答える。
- イラストの人物の行動や状況を描写。
- 日常生活の身近なことについて質問に答える。
主に4つの流れで面接は終了です。
内容を理解して答えなければならないため、かなり集中力が求められますね。
面接するだけでも緊張するのに、英語でっていう・・・・(ガクン)
面接の流れ
受験したお友達の例を紹介します。
- 入室+あいさつ
- 面接カードを渡す
- 氏名、受験級を言う
- 問題カード熟読(20秒)
- 問題カード音読(焦らずゆっくりでいい)
- 5つの質問に答える(3つはカードについて、2つは本人について)
- 問題カード返却
- あいさつ
- 退室
ざっとこんな感じです。入って出てくるまで5分なので、あっと言う間に終わります。
ハキハキと、大きな声で、相手の目を見て答える姿勢など、積極性も大切です。
関連記事:英検二次試験体験レポ!所要時間、持ち物、流れまとめ
合格点の目安
一次は6.5割、二次は6割以上が合否の目安とされています。
以下の4技能それぞれ配点があるので、バランスよく点をとることが合格へのカギですね。
- 読む=一次の筆記(550点)
- 書く=一次の英作文(550点)
- 聞く=一次のリスニング(550点)
- 話す=二次の面接
一次は1~3を合算1650点満点で約1100点以上取れば合格。二次は面接で合否を判定します。
英検対策
一次と二次それぞれ、実際やった内容をまとめてみました。
一次試験の筆記対策
ライティング、リスニング、それぞれ対策が必要です。とくに英作文は「型」があるので、いくつか理解しておくと安心です。
以下は一例です。参考程度にご覧ください^^
問:What is your favorite season?
回答(自分の考え):My favorite season is~.
理由(2つ):I have two reasons.
First,・・・・. Second,・・・・.
問題に触れていくといくつかパターンがあるので、必ず過去問はやっておいたほうがいいです。
この他、文法や単語の暗記、リスニングについては英会話に通ったり、ネットやCD教材で慣らしておきます。
二次試験の面接対策
とくに面接は相手ありきの作業なので、緊張が伴います。少なくとも2回以上、リハーサルをやっておいたほうがいいです。
息子は緊張するタイプなので、家で模擬面接を何度かやっておこうかなと思っています。
とはいえ、親だと緊張感が出ないので、できればお友達のお母さんや叔父さん叔母さんにお願いしてやってもらうとよりリアルかなと思います。
(追記:息子はなんとか一次合格!ほっとする間もなく、二次の練習です^^)
口コミ評判
実際に英検の勉強をしたお友達、受験したお友達や息子の感想です。
おすすめの英検教材
とにかく英検に慣れることが合格への近道です。
公文に通ったり、過去問題集を買って解く手もあります。
ところが、公文に通っていなかったり、自分で何からやればいいのか?どこを克服すればいいのか?1歩、2歩手前で悩んでいるかたも大勢いらっしゃいます。
個人で、短期間で、効率よく、リスニングまでカバーするならネット教材がおすすめです。一通り全部揃ってますからね。
定額で1年間使い放題、わからない単語の辞書機能が備わっていて、苦手対策バッチリな上、リスニング対策も完備です。ご丁寧にお試しまであります^^
1回の検定料も高く、年に3回しかチャンスがない英検だからこそ、より確実に合格に手の届く手段を選びたいですね。
スピーキングにおすすめはオンライン英会話です。
しゃべった実績が自信になりますからね。
誰かと英語で会話をしたり、質問に答える体験を積めば、過度に緊張することもなく、自信をもって取り組めるようになるかなと^^
自宅で好きな時間に効率よく話すならネットを使うのも手かなと思います。
英検3級まとめ
2017年に試験内容が変わってから数年が経ちます。
昔の英検よりも確実に難しくなってきた印象です。
読む、聞く、書く、話すの4技能すべてにおいて一定のレベルが求められますからね。
その上、小学校で英語の授業が必須になるため、ますます英語が重要になってきます。
もし、お子さんが英語に興味を持ったら、英検を受けてみてはいかがでしょうか。
ひさこも息子もまだまだ英検を攻略中の身です。
新たな情報があれば随時更新する予定です^^
追記:英検二次対策におすすめのオンライン英会話。自宅にいながらできるので便利です。
追記2:1台あると家族が助かる電子辞書。我が家も高校生用に買い換えました。英検対策も入っているのでわざわざテキストを買う必要がありません。
小中学生用で使いやすいモデル
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