こんにちは!
転妻母ひさ子です。
今回は、クラーク記念国際高等学校の話。
学費は?
全日制コースってどう?
スマートスタディコースは?
通信制高校の中で老舗&最大手のクラーク。
ただ、Webを見ても学費やコースの実態は定かでないのも事実。
ここでは、ママ友やお子さんの声を元に、保護者目線でクラークの実態に迫ります。
※個人のヒアリングによる内容のため参考程度にご覧ください。
高校入学までに時間がある場合、オンラインフリースクールでリズムをつかみ、学習の土台を作って進まれているお子さんが増えています。
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- クラーク記念国際高等学校とは?
- クラーク記念国際高等学校のコース
- クラーク通信制高校の全日型コース
- クラーク全日型コースのカリキュラム
- 一部専修学校×通信クラークのキャンパスあり
- クラーク全日型コースの費用
- クラークのオンライン+通学コース
- スマートスタディコース
- スマートスタディコース費用
- 単位修得コース
- 全コース共通クラーク出願条件
- クラーク記念国際高等学校の偏差値
- クラーク記念交際高等学校の入試選考方法
- クラーク入試から入学までの道のり
- クラーク学校説明会オープンキャンパス
- クラークの海外語学研修留学
- クラークは全国レベル
- クラーク記念国際高等学校の口コミ評判
- クラーク記念国際高等学校はやばい?
- クラーク記念国際高等学校はいじめがある?
- 全日型orスマートスタディコースどっちがいい?
- クラーク記念国際高等学校のまとめ
- 高校入学前に準備が必要
クラーク記念国際高等学校とは?
クラーク博士の精神を受け継いだ広域通信制高校。
「Boys, Be Ambitious!」で有名ですよね。
20年以上の歴史を持ち、北海道の本校をはじめ全国のキャンパスと1万人規模の生徒をかかえた通信最大手。
通信では珍しく週5日の登校コースを導入し、専門的、先進的、かつグローバルなカリキュラムが豊富。
具体的には、総合進学、国際英語、IT,プログラミング、ダンス、音楽、アート、デザイン、福祉、動物、スポーツなどなど。
保育士さんから、ダンサー、そして大学進学まで、さまざまな生徒がさまざまな目標に向かって進めるようまさに「進路のデパート」のような学校。
クラーク記念国際高等学校のコース
クラーク記念国際高等学校には大きく2つコースがあります。
- 全日型(週5日通学)(クラス・制服あり)
- オンライン+通学型(登校日数自由型)(私服)
全日型とオンライン通学型コースをお子さんの状態に応じて変更できる点がクラークの特徴の1つ。
最初は全日型で毎日登校してたけど体調不良が続いたのでオンライン通学型に変更したり、逆にオンライン通学型だったけど体調が落ち着いたので全日型に変更可能。
※条件の有無についてはキャンパスにご確認ください。
全日制高校ではないため、週5登校を「全日型」と表現しています。
クラーク通信制高校の全日型コース
まず最初に、「全日型コース」についてお話しします。
クラークと言えば全日型!というぐらい有名な看板コース。
制服を着て毎日登校するのがベース。
月~金、1日5~6時間の時間割が決まっており、入学時、2年、3年時に生徒が担任を選ぶしくみ。
選ばれた担任の元、無学年、縦割りクラスでホームルームを過ごし、数英などは学年別習熟度別に分かれたクラスで過ごします。(※キャンパスによって異なるので確認を)
新入生と先輩が同じクラスになるため入学後学校生活に馴染みやすいです。一人で不安だった時、先輩たちから声をかけてもらったり、教えてもらえたので、今度は自分が後輩に声かけするようになりました。
年2回のスクーリングが合計10日間前後あり、レポートの提出や単位認定テストを受けます。
また、スクーリングとは別に1年、2年生時に北海道への宿泊学習や、体育などの実技科目が入ってくるのも特徴の一つ。
ただし、通信制高校のため必要な単位や登校型のスクーリング、レポートやテストの基準を満たせば高校卒業できる点では、オンライン通学型と同じです。
基本週5ですが、週3だったり、休みながらだったり、色々な生徒がいます。3年かけて毎日登校できるようにを目標に過ごしています。
北海道への宿泊は修学旅行の位置づけ。スクーリングではないので必須ではないけど、出席を促されます。
クラーク全日型コースのカリキュラム
各キャンパスごとにコースやカリキュラムに違いはあるものの、イメージとしてはこんな感じです。
専攻コースには以下のような種類あり。(キャンパス毎に異なる)
-
総合進学コース(大学を目指す)
-
国際コース(英語、留学を目指す)
-
IT系コース(プログラミング、アプリ開発)
-
保育、福祉系コース
-
パフォーマンスコース(演劇、アナウンス)
-
美術、デザインコース
-
E-Sportsコース(プロゲーミング、ゲームで経済を学ぶ)
など。さまざまな特色あるコースを入学、2年、3年時に専攻して学びます。
※キャンパス毎に異なるので詳細はご確認ください。
これをやってみたい!だから学校に行きたい!自然と興味を促されるしくみや選択肢がクラークは豊富です。
1人で資格を3つ4つ取る子もいるぐらい、英検や漢検、ITパスポートなど資格取得にも力を入れています。
一部専修学校×通信クラークのキャンパスあり
全日型の中には2タイプのキャンパスがあります。完全通信制高校or専修学校併設の通信制高校です。
-
クラーク記念国際高等学校=通信制高校
-
クラーク専修学校=専修学校
2022時点で、全国約10拠点、通信制高校に専修学校併設のキャンパスがあります。
その一部が、大阪(梅田校、天王寺校)、兵庫(芦屋校、姫路校)、愛知(名古屋校)、福岡(TBC福岡校)です。
上記以外はクラーク記念国際高等学校(通信制)のみに入学しますが、上記キャンパスで全日型を希望する場合、通信+専修学校のダブルスクールになります。
生徒は通信のクラークにも所属しつつ、実際はクラーク専修学校に通うことになります。
とはいえ、通信+専修があるかないかというだけで、基本的にしくみやコースに大きな違いはありません。
専修併設クラークキャンパスのメリット
専修学校と通信制高校がタッグを組むとこんなメリットが!
- より専門分野を学べる(専修)
- 指定校推薦枠がある(通信、専修)
- 就学援助が多い(専修)
- 卒業資格を得られる(通信)
- より大学受験の幅が広がる(通信、専修)
生徒は通信制高校に所属しながら専修学校で学ぶダブルスクールなので卒業も費用も2校分ですが、履歴書は「クラーク記念国際高等学校卒」となります。
専修学校併設のほうが専門的なカリキュラムが更に充実している点が特徴ですね。
専修併設クラークのデメリット
専修学校は全日制のため欠席が増えると留年になる点。
その場合、専修学校はやめて通信一本に籍をおくことになります。
コースも全日型から登校日数自由型に変更するため、退学や留年にならず柔軟にクラークの卒業を目指せます。
逆に、最初はダブルスクールにせず、通信制のクラークに入学して登校日数自由型で学んでいたけど、全日型に興味が出てきたので専修学校へ転籍(通信+専修のダブルスクール)できたりします。※条件については各キャンパスにご確認を。
意外とクラークに専修学校があることは知られていないですね。
通信制と専修高校、登校日数自由型から全日型へ途中でかわれるのは魅力的です。
クラーク全日型コースの費用
ざっくり1年間で100万円、3年間で300万円ぐらい。
通信制高校単独キャンパスと専修校併設キャンパス、いずれにしても同じぐらいの費用がかかります。
内訳は以下のイメージ↓
※通信制高校に対しては就学支援金が適用されます。
全国にあるキャンパスによって費用が異なるため、直接確認が必要。
ここまでのまとめ
- クラークには全日型とオンライン通学型の2種類のコースがある。
- 全日型の中にも純粋な通信制高校と専修学校が併設しているキャンパスがある。
- とはいえ、全日型のカリキュラムはどのキャンパスもだいたい同じである。
- クラス制であり、担任の先生を生徒が選ぶしくみ。
- 全日型は宿泊学習がある。
- 全日型の費用は1年間で約100万円、3年間で約300万円が目安。
※大学進学に特化した通信制サポート校もあります。大学進学を志望しているお子さんは1度チェックしておくと選択肢が広がります。
クラークのオンライン+通学コース
クラークにはもう一つ「オンライン通学型コース」があります。
オンライン通学型の中には、以下の2コースあり。
- スマートスタディコース(登校日数自由型)(私服)
- 単位修得コース(在宅、Web型、月1~2日登校)(私服)
※キャンパスごとにコース内容に違いがあるので詳細はご確認を^^
元々クラークでは週5型コースがメインでした。が、ここ最近、登校日数を自分で決めたり、時間を柔軟に使える「オンライン+通学」コースも人気。
- 不登校でいきなり全日型はきつい
- 自分のペースで学習したい
- 大学進学もしたい
- バイトや趣味の時間が欲しい
こういったニーズが高まってきているのも事実。
個別対応や少人数授業の人気が強まっているので、コースが増えるのは嬉しい事です。
全日制の学校よりも、柔軟性、多様性のあるコースを求めて通信制を選ぶお友達が増えているのを肌で実感しています。
スマートスタディコース
なかでも最近人気の登校日数自由型「スマートスタディコース(クラークスマート)」についてお話しします。
2024年全国36カ所にスマートスタディコースを設けたキャンパスがあり、今後も増えていく模様。
スマートスタディコースには3つのコースがあります。
-
スマートスタディ1
-
スマートスタディ2
-
スマートスタディ3
3つのコースに共通していることは以下の通り↓
私服・コース担任あり・授業選択可能・登校対面授業あり・オンライン授業あり・サークル活動OK
また、スマートクラークでも、以下を実施しているためムリなく高校卒業を目指せます。
卒業必要条件
-
レポート提出(ネットでOK、わからない場合は対面授業選択可)
-
スクーリング(年2回前期夏頃、後期冬頃、7日~10日間、キャンパスにて)
-
試験(主にレポートから出題、年2回、前期後期、キャンパスにて)
-
特別活動(年間10時間、3年間30時間キャンパスや外で実施)
では、コースによって何が違うのかそれぞれ説明します。
スマート1 | スマート2 | スマート3 | |
私服 | ○ | ○ | ○ |
授業コマ数(週) | 6 | 15 | 無制限 |
登校対面授業 | ○ | ○ | ○ |
オンライン授業 | ○ | ○ | ○ |
ホームルーム | ○ | ○ | ○ |
サークル活動 | ○ | ○ | ○ |
コース担任 | ○ | ○ | ○ |
コーチング担任 | ○ | ○ | |
eスポーツ | ○ | ○ | |
行事・委員会活動 | ○ | ○ | |
グループワーク | ○ | ○ | |
産業連携PBL授業 | ○ | ○ | |
予備校映像教材 | ○ | ○ | |
学習アプリ | ○ | ○ | |
予備校講座 | ○ | ||
英語特別授業 | ○ | ||
プログラミング授業 | ○ |
主な違いはコースによって選択できる授業に制限があるか点です。また、大学進学を目指し、総合型選抜(活動実績を積む)や推薦(評定や内申)を考えている場合、相談相手のコーチング担任がいて、委員会活動にも参加できて、産業連携PBL授業を選択できるスマート2、3コースをおすすめします。
感覚的には大学進学を目指す子はキャンパスによるかもしれませんがスマート2の生徒が多いかも。
スマートスタディ1
オンラインをメインとしたコース。
- 週6コマ受講可能(対面&オンライン組み合わせ)
- 週1~2日程度登校(週1で6コマ受けてもいい)
- 空いている時間をプライベートに利用できる
- オンライン授業利用可(2、3に比べ選べる授業に制限あり)
- サークル活動可
- ホームルーム参加
- ホームルーム担任あり(ただしコーチングはない)
ポイントは授業コマ数。対面とオンラインを組み合わせて週6コマまで受講可能。コーチング担任がいないため、自由度が高い分、自分で学習をある程度管理しなければいけない。
スマートスタディ2
オンラインと対面をバランスよく受けられる大学受験対応コース。
- 週15コマ受講可能(対面&オンライン組み合わせ)
- 週2~4日程度登校(登校日数は自由)
- 全日型より余裕のあるスケジュール
- コーチング担当がつく
- eスポーツ授業選択可
- 課外・生徒会活動参加可
- グループワーク参加可
- EdTeck教材(大手予備校も使用する映像教材)
スマート2からコーチング担任がつくため、週1~2に1度、目標の進捗や問題点を相談できる。先生に管理してもらいながら進みたいお子さん向き。
スマートスタディ3
難関大受験にも対応したコース。スマート2に加えて以下の通り。
- 無制限受講可能(対面&オンライン組み合わせ)
- 週3~5日程度登校(登校日数は自由)
- 大学受験予備校のオンライン授業可能
- デジタルハリウッドのプログラミング講座受講可能
- ネイティブ教員とアプリを利用した英語4スキル講座OK
コーチング担当のサポートのもと、 eスポーツや、課外学習、生徒会やPBL学習にくわえ、プログラミングや英語といった専門的なことを学びたいお子さん向き。無制限に受講できるので自分次第で沢山のことを学べる。
入学時スマート1から始めて、慣れてきたらスマート2に、最終的には全日型に挑戦しようかな。
スマート3はコマ数が無制限なので、追加費用を気にせず子供の学びたいように任せられるのがGood。
スマートコース所属の生徒向けの全校集会や始業式、終業式があります。全国youtubeライブで同時視聴することもあり、前期後期ごとに頑張った生徒さんの発表や、各コンテスト入賞者の発表があるのでモチベーションにつながっています。
スマート2と3コースはスタディプラスというアプリを活用して学習時間管理をしています。(義務ではありません)学習や活動の習慣づけにとてもよいアプリで、全国で学習時間の多い生徒さんの表彰がありました。通信制で学力や活動に力を注いでくれるクラークに入って良かったです。
スマート2と3コースは1人の担任の先生の元に生徒が数名~数十名います。相談すると丁寧に対応して下さいます。強いていうなら、先生によっては担当の生徒以外の業務?で忙しい時もあるので、なかなか連絡が取りにくい時があります。もう少し生徒とコミュニケーションをとれる余裕があるといいなと思うこともあります。(保護者)
スマートスタディコースのメリット
- 自分のペース、体調を見て登校できる。
- 自分の興味のある授業を選択できる。
- その他の時間を自分のやりたいことにあてられる。
- 少人数である。(授業によって異なる)
- 大学受験を目標に学習に専念できる。
- とくにスマート2以上が参加できるPBL授業やグループワーク、実行委員活動は推薦入試や総合型入試対策として有利である。
- スマート1~3コース内で変更できる。
クラークは全国規模の利点を活用し本格的な企業コラボ型授業を積極的に導入しているので、スマート2以上のコースを選ぶと、様々な経験をしやすい環境が整っています。
スマートスタディコース注意点
全国のキャンパスによってスマートスタディコースのカリキュラムや時間割が異なります。
毎日対面授業を時間割に組み込んでいるキャンパスもあれば、週何日、何コマだけといった場合もあるので、キャンパスの時間割を要チェック。
スマートスタディコースは開設されて間もないため、毎年先生方が工夫をこらして進化し続けているコースです。
ひさこの元には転勤族ということもあり、全国の各キャンパスに通うお友達から情報が入ってきます。
聞くとキャンパス間で若干カリキュラムやコース内容に違いがある印象。
実際に入学を考えているキャンパスの時間割やカリキュラムを見てから決めています。
スマートスタディコース費用
①クラーク記念国際高等学校の本校+②コース費用がかかります。
キャンパスによって異なりますが、ざっくり以下の通り↓
①本校費用(3年間)約150万(これに支援金が適用されます)
②コース費用(3年間)10万~150万
- スマートスタディⅠ→3年間約10万
- スマートスタディⅡ→3年間約70万
- スマートスタディⅢ→3年間約120万~160万(専攻による)
結論:スマートクラークコースの費用①+②=3年間で約60万~300万ぐらい。
※就学支援金適用される場合~されない場合の幅を含んでいます。
キャンパスや年収によって費用は変わります。詳しくはキャンパスの説明会出席時に募集要項がもらえるのでご確認を^^
単位修得コース
クラークで登校回数が一番少ないコース。月1~2回ぐらいの登校のみで、あとは自宅や外出先など色々な場所でオンラインをメインに学びます。
年2期、最寄りのキャンパスでのスクーリング、月1程度の登校、オンラインでのレポート提出で卒業を目指せるので、キャンパスが近くになかったり、学校に通う日数や費用を最低限におさえたい方に人気です。
単位修得コースで最短で卒業を目指しつつ、予備校に通ってガッツリ大学受験対策もできるコース。
就学支援金が適用されるとかなり費用をおさえることができるので、家計面でも助かります。
全コース共通クラーク出願条件
全国の各キャンパスによって条件はまちまちですが、個別相談or学校説明会orオープンキャンパスへの出席を条件としているケースが多いです。とくに本人(お子さん)+保護者で参加しなければならないところが多いです。
また、クラークには推薦(専願)入試を設けているキャンパスがあります。推薦で受けると学力テストの結果より面接重視になったり、早めに高校が決まったりと、お子さんにとってメリットが大きいので「クラークに行こう!」と決めたら推薦での受験もおすすめです。
ただし推薦の場合、キャンパスによっては入試対策講座への参加や出願前の4者面談を設けているケースあり。4者とは在籍中の中学校の先生、クラークの担当者、親子です。とくに全日型コースは出願条件にしている場合があるので、募集要項をなるべく早めにもらってチェックしておきましょう。
入試対策講座や出願前4者面談に出席すると過去問題集をもらえるキャンパスもあるため、クラークに受験を決めたらなるべく参加しておいた方が安心です。
クラーク記念国際高等学校の偏差値
ありません。
全日制のように学力テストで合否を決めるのではなく、面接や書類、作文などを総合的に見て合否が決まります。
実際に入学したお友達情報によると、ある程度受け答えが出来て、反抗的な態度や、テストを白紙で出すなどしなければ、合格しています。
とはいえ、推薦入試が9月頃から始まるので、人気のあるキャンパス、とくに席のある全日型は定員が埋まっていくため、学力テストで7~8割以上取らないと不合格になる場合もあるので学校説明会で情報収集をしておきたいところ。
クラーク記念交際高等学校の入試選考方法
書類審査(入学願書、調査書、作文)+親子面接+学力テスト(国・数・英)のキャンパスが多いです。
とくに全日型コースについては、学力テストもある程度考慮されるため、キャンパスで行われる説明会や入試対策会などに参加しておくと安心です。
担任制のクラスがあるということは生徒の座席があるということ。つまりキャンパス毎に定員があるので徐々に席が埋まっていきます。なので、早めの受験をおすすめします。
推薦(専願)、一般1期、一般2期といったように何度か入試が開催されますが、当然席は埋まっていくので、最後に受けたら残席を争うことにはなります。
お友達は後半で全日型コースを受験したせいか学力テストの点数をけっこうとってないと危なかったかもと言っていました。
学校やキャンパスによって募集要項が異なるので、早めにお子さん(自分)に合いそうな学校の資料を取り寄せておくとあとで「違った!」ということを回避できます。
※クラーク以外にも進学や多様なコースに力を入れている学校はあるため、複数比較してからお子さんに合った学校を選ばれています。
クラークは大学進学率が高いので、同じく大学進学に特化した進学先の資料や話をきいて情報を集めました。
クラーク入試から入学までの道のり
クラークを知り、受験して、入学するまでにどのようなプロセスをふむのか?一般的な方法を一例としてご紹介します。
- 資料請求
- 学校説明会出席(Web事前予約)
- 個別相談出席(Web事前予約)
- オープンキャンパス出席(Web事前予約)
- 入試相談会・面接指導・事前面談など
- 入試
- 合格発表
- 入学手続き
- プレ登校(キャンパスによる)or勉強会
- オリエンテーション
- 入学式
ざっくりこんな感じです。キャンパスによっては入試相談会がなかったり、プレ登校がなかったりします。
クラーク学校説明会オープンキャンパス
毎月約2回各キャンパスで開催されています。事前に予約して保護者と同伴で出席します。
学校説明会では、クラークの学校説明DVDが流れたり、在校生が各コースの説明をしたりします。
また、オープンキャンパスでは校内の案内や体験授業を受けられたりと、クラークでの学校生活を模擬体験できます。
入試が全て終わるギリギリまで毎月開催しているキャンパスが多いので、1月2月の受験シーズン真っただ中で参加しても受験に間に合います。
ただし、推薦や専願でという方は、9月~11月からみなさん動き始めています。
コロナ禍で学校説明会が中止になる学校があった中、クラークはオンラインの設備が整っているので、すぐにオンライン対応できていたのも印象的です。
クラークの全日型orスマートスタディコースどちらにするか迷ってたので、両方の説明会に出席して良かったです。
クラークの海外語学研修留学
クラークは海外留学制度が整っています。
最短10日~最長2年近くまで年10回程度のチャンスがあります。留学先はオーストラリアケアンズ、スプリングフィールド、ハワイとあり、いずれもクラークの海外キャンパスとなっています。
留学中もクラーク海外キャンパスで学ぶことになるので、単位テストや課題などをこなせば日本同様に単位を習得できますし、卒業もできます。
留学したら留年と思ってたけど、留学しても3年で卒業できる仕組みがあるのはいいですね。
※ 全日型(週5登校)orスマートスタディコースいずれの生徒も留学可能です。全日型が優先のケースもあるので詳しくはキャンパスに確認ください。
クラークは全国レベル
クラークは広域制通信制高校という点で全国規模。その上、ITやデザイン、進学実績だけでなく、日本一の称号を持ったレベルのコースがキャンパスによってあります。
例えば・・・
- 北海道本校の「スポーツコース・硬式野球部」は甲子園出場全国レベル→2023年夏の甲子園1回戦突破!
- 神戸キャンパス「スポーツコース・フットサル専攻」は全国優勝レベル
- 秋葉原キャンパスは「Eスポーツコース」でゲーム大会全国レベル
- 仙台キャンパスの「スポーツコース・女子硬式野球部」は全国レベル
- 福岡キャンパスは「パフォーマンスコース・演劇」で全国優勝
- クラーク記念国際高等学校の指定校推薦は全国300校規模(上智、早稲田、慶応、法政…年度によって若干変動あり)
などなど、各キャンパスの特色も魅力の1つ。
そもそもクラーク自体1万人の生徒を持つ巨大な高校。なので、全国のキャンパス間で戦うだけでもクラークならではの規模です。
コース変更を適宜できるので、入ってから「このコース面白そう!」と思ったらチャレンジしてみる手もありかと。(キャンパスによって条件があるのでご確認ください)
クラーク記念国際高等学校の口コミ評判
ひさこのママ友、お子さんの声を以下にあげました。参考までにご覧ください。
クラークは他の通信制高校より歴史と規模があるため、プライドを持っている印象を受けました。クラークで良かった!と思えるようなしくみ、ITや国際、芸術や大学進学コースなど力を入れているのが決め手でした。
週5型に通ってますが、今のところクラスの7割ぐらいしか毎日来ていません。とはいえ通信制高校なので、欠席日数は卒業に影響ないためその点安心です。
全日型があるの珍しかったです。最初は不安でも週5をトライしてみて良かった。実際週5登校できるようになりました。仮にしんどくなってもオンライン通学型に変更できるので気持ちが楽でした。
学校説明会やオープンキャンパスに行ったとき先輩方が優しく雰囲気が良かった。ネットの情報だけではなく、行って見て判断して欲しいです。
スマートスタディコースはまだできたばかりなので、うちのキャンパスは週2ぐらい登校できればいいほうです。バイトや塾とかけもちしたりしないと暇な時間が増えるので自己管理が問われます。
クラーク記念国際高等学校はやばい?
ネットで検索すると「やばい」という言葉を見かけます。
クラークだけでなく「○○○やばい」というキーワードで検索されがちなのも一つの理由。
「やばい」は良い意味としても捉えられます。例えば、芸能人やスポーツの分野で活躍しているクラーク生がいること=やばい!とも使われるので。
いずれにしても、ネットで幅広く検索されがちなキーワードの1つです。
クラーク記念国際高等学校はいじめがある?
クラークの口コミをネットで見ていると「いじめ」があるという言葉を目にします。
ひさこが知る限りいじめが特別起きやすく多い学校と聞いたことはありません。
むしろ不登校を経験した生徒が多い分、人にやさしく、思いやりのある子が多い印象です。
とくに、全日型よりもスマートスタディコースのキャンパスは生徒一人ひとりの行動が自由で、人数が少なめな分、風通しが良く先生たちの目が行き届きやすいため「いじめ」とはかけ離れていることが多いです。
とはいえ、クラークに限らず「いじめ」が全くない学校というのも残念ながら珍しいのも事実。
いずれにしてもクラークは全国規模の学校のため、キャンパスごとに規模、人数、雰囲気、カリキュラム、費用がことなることがあります。
なので、行きたいキャンパスの説明会や個別相談に足を運んでから先生や生徒の雰囲気を確かめて決めると安心です。
全日型orスマートスタディコースどっちがいい?
どちらにもそれぞれメリットデメリットがあります。
ここでは、どのようなお子さんが比較的向いているか?個人の見解でまとめてみました。
全日型(週5登校型)に向いているお子さん
- 週5通えるほど体調が整っている、整いつつある
- 明確な目標や学びたい分野がある(E-Sports、IT系など)
- 全日制のように集団での学校生活を送ってみたい
- 修学旅行に行きたい(北海道)
- 検定をみんなで受けたい
- 制服を着たい
- 先生にある程度管理してもらいたい
スマートスタディコースに向いているお子さん
- 体調に波が未だある
- 少人数や個人で学びたい
- 仲間や先生とのつながりを持ちたい、持ちやすい距離がいい
- 自分のペースで学びたい
- 自己管理ができている、できている方である
- 自分の意思で選択したい
- 重点的に取り組みたいことがある
- 受験勉強に集中したい
どちらもそれぞれ魅力的なコースです。一概にどちらが良いということはなく、お子さんのタイプや状態に応じて選んでいます。
体調が整っていない状態で無理やり全日型で入学して、息切れ状態になる生徒さんもいます。お子さんの意思を尊重されると良いなと思います。
全日型もスマートスタディコースも、それぞれPBLや企業コラボなど積極的に様々な取り組みをされているので、どちらに行ってもお子さんの意思があればあるほど高校生活を満喫できる環境は整っている印象です。
クラーク記念国際高等学校のまとめ
通信制最大手のクラーク記念国際高等学校についてお話ししました。
- クラークには専修学校と通信制と2種類ある。
- 基本的にコースなどのしくみは同じ。
- 専修学校は全国に約10拠点。
- 専修学校は全日型。費用は専修学校+通信制高校のダブル。
- その他はクラーク記念国際高等学校単独拠点
- クラーク記念国際高等学校は通信制高校。費用は本校+コース費用。
- クラークには週5型と登校日数自由型とある。
- 登校日数自由型はオンライン+通学コース。
- オンライン+通学コースの中でもスマートスタディコースが人気。
- スマートスタディコースは週の授業コマ数が6,15,無制限と3タイプある。
- 対面授業とオンライン授業を組み合わせて学ぶ。
- クラークのキャンパスごとにカリキュラムやコース内容、費用は異なる。
- キャンパスの学校説明会やオープンキャンパス、個別相談会に出席した方がいい。
- 入試対策講座や事前面談に参加すると過去問を貰えるケースあり。
- 選考方法は親子面談+学力テストが多い。
- クラークは海外留学制度も充実。留学中も単位修得可能
クラークといっても全日型~登校日数自由型、専修併設キャンパスなど、さまざまです。まずは資料を取り寄せて説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を味わった上でお子さんの希望する学校を選べることを応援しています!
※通信制高校にも沢山の選択肢があります。保護者やお子さんたちは希望条件に合った学校を複数比較してから選んでいます。
高校入学前に準備が必要
不登校中は体調が安定せず、なかなか机に向かえないお子さんが多いのも事実。
とはいえ、いきなり高校で数学や英語ができるか?という不安を親子共に抱えているのも事実です。
そこで、実際不登校のお子さんやママさんたちからの支持の高いタブレット教材があったので載せておきます。(実際に学校と相談して積極的に使用されている方が増えています)
不登校中は体調がすぐれず勉強の遅れが気になっていましたが、少しずつ理解できたので自信になったようです。
いきなり2カ月とか半年の契約だったら踏み切れなかった。最初の月は日割り計算だったので試してから続けています。
対面の前にオンライン
タブレット学習以外の選択肢も増えました。コロナ禍を経てオンライン学習が日常的になったこともあり、オンラインフリースクールへの参加をするお子さんが増えています。
生活リズムを整えるきっかけになった。
いきなり先生や生徒のいる場所に行くより、オンラインスクールに参加したことで自信を持てた。
冒頭でも少し触れましたが、不登校のお子さんや親御さんから評価の高いオンラインフリースクールを紹介します。
無料オンライン相談会の申込みページ
いきなり高校生活スタートでももちろんいいと思います。が、こういったステップが踏めるとより安心して進めんでいるお子さんが多いです。
※大学進学に特化した通信制サポート校もあります。大学進学を志望しているお子さんは1度チェックしておくと選択肢が広がります。
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